育毛の問題について世間一般では、女性は男性のように、脱毛や薄毛に悩まされることはないと思われています。しかし、男女ともにストレスの多い現代社会において、今や薄毛で悩む女性の数は600万人前後と予測されています。日本の女性人口約6400万人のうち、女性の約10%が薄毛、脱毛に悩んでいるという計算になります。
育毛の問題の中で、脱毛には、「男性型脱毛」と「女性型脱毛」があります。「男性型脱毛」には、特殊な場合を除き、2つのタイプがあります。ほとんどが、前頭部から髪が薄くなる場合と、頭頂部から薄くなる場合のどちらかのケースに該当します。前頭部の薄毛は男性ホルモンの影響が強く、一方頭頂部の薄毛は老化の要素が強く現れます。
育毛の問題について、男性については、ホルモンが影響していると言われ、男性ホルモンが男性型脱毛症を引き起こす仕組が解明されています。男性ホルモンのテストステロンが、5αリダクターゼという変換酵素の働きで、デヒドロテストステロンというホルモンに変換されます。このホルモンが脱毛を引き起こすということがわかっています。このデヒドロテストステロンは、男性だけでなく女性の体内でも生成されるホルモンです。
育毛の中でも、「男性型脱毛」に対して、「女性型脱毛」は、頭部の頂上を中心に、全体的に頭髪が薄くなるのが大部分です。「びまん性脱毛」(びまん=一面にという意味)と呼ばれています。「女性型脱毛」の場合は、改善が比較的容易です。育毛の効果のある育毛剤と生活習慣の改善により、豊かな髪を取り戻す可能性が高いという結果が出ています。女性の薄毛の多くは、老化によります。年齢とともに、髪のふさふさした感じも減少し、頭頂部や毛の分け目あたりが薄くなってきます。
育毛の問題の中の、脱毛の大きな原因は、遺伝と生活習慣と言われています。男性の場合は、女性よりも、遺伝の影響が色濃く出ます。遺伝子の中に「男性ホルモンを強く働かせ、脱毛を起こす」という作用があるのです。男性は、当然のことながら、男性ホルモンを多く所有しているため、その影響度を多く受けます。これに対し女性は、生活習慣の乱れによる毛根への栄養不足が主な原因と考えられています。

